東ファーマシーの管理栄養士がつくる毎月のレシピ

9月のレシピ「冷凍野菜レシピ②」

2017年から2019年にかけて国が実施した「国民健康・栄養調査」によると、長崎県の一人当たり野菜摂取量は「全国ワースト1位」でした。長崎県の1日の野菜摂取量は男性が239.9g(全国平均:288.3g)、女性が230.1g(全国平均:273.6g)で目標量350gと比べると100g以上不足しています。小鉢では5皿分の野菜料理を食べなければいけません。今回は簡単で便利な冷凍野菜を使ったレシピを紹介します。たんぱく質が豊富な肉や魚を一緒に使っているので、たくさん食べてまだまだ暑い夏を乗り越えましょう。

★ブロッコリーの塩昆布和え ★オクラと鶏むね肉のマヨしょうゆ炒め

8月のレシピ「夏野菜で栄養を摂ろう」

夏野菜は夏の日差しを浴びて育ちビタミンやミネラル、水分を豊富に含んでいるため、夏バテや熱中症対策に効果的とされています。

かぼちゃはβ-カロテン、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンB群、食物繊維などを含み、抗酸化作用や免疫力アップ、疲労回復、便秘解消などの効果が期待できます。なすはアントシアニンを含み、抗酸化作用やコレステロールを下げる効果が期待できます。

ゴーヤはビタミンCやカリウムが豊富で、夏バテ予防や熱中症対策に効果があります。選ぶ際は色が濃く重いものを選びましょう!

★かぼちゃとなすの具だくさん味噌汁 ★ゴーヤと豚肉のみそ炒め

7月のレシピ「トマト出汁パスタ」

夏に食べたい野菜ランキングベスト3(1位:きゅうり、2位:トマト、3位:なす)を使った、うま味と栄養たっぷりレシピを紹介します。

きゅうりは水分が多く、カリウムも豊富な夏野菜です。水分補給と血圧を下げる効果があります。トマトには、美肌効果のビタミンCや老化抑制のビタミンEが豊富に含まれています。また、リコピンは脂溶性なので油を使った加熱調理で吸収率が上がります。なすには、皮にアントシアニンという目に良い栄養素が豊富です。たくさん食べて、夏を乗りきりましょう!

★夏野菜パスタ ★トマトのごま和え